有名シェフプロデュースのキムチ

料理研究家の顔が入っていて、『イチオシ!』と薦めているキムチ。

よくスーパーで見かけましたね。


以前、母がそのキムチを食べたらおいしかったらしく、私にも食べさせてあげたいと思い、『川越シェフのキムチを買ってきたよ!』と得意げに食卓に出してくれました。

パッケージを見てみると、こうちゃんのキムチでした。


パッケージの色も違うし、明らかに、『川越シェフじゃないじゃん!』と言ってしまいました。

それはテレビでよく見かける料理研究家、こうちゃんのキムチでした。


母曰く、『料理研究家の顔だが描かれてるし、こうちゃんだって有名な料理研究家だし、こっちだっておいしいいいんじゃないの?』と。

よくテレビに出ている二人のイラストのキムチだからと、母は特に考えもせずに買ったのでしょうね。

どっちが先に出したのかわかりませんが、けっこう紛らわしいですね。


消費者は混乱しないのでしょうか?

これは商標権や不正競争防止法的には問題ないのでしょうか。

今まで問題になっていなかったのでしょうか?『キムチのパッケージ』と『有名タレント料理研究家』というところで、

不正競争防止法の第1号の『周知表示混同惹起行為』に該当しないかな?と思ったりもしました。


でも、あれ?よく見てみたら、これらのキムチのパッケージには、『川越シェフ』とも『こうちゃん』とも書いてなかったのです。

川越シェフやこうちゃんプロデュースと思っていたこと自体が間違え?とすら思ってしまいました。

そういえば、最近、何となくパッケージも変わった気がします。

パッケージデザインは大きな変更はないものの、プロデュース商品としては既に終了となっていたのですね。

ライセンスが切れたということでしょうか。


友達とこの件について話をしていたら、『そんなの間違えないよ。お母さん天然だね。』と一蹴。

母のように、あまりテレビを見ない人や、口コミなどで購入する人には紛らわしいかもしませんね。


今も川越達也シェフプロデュースの製品をたくさん見かけます。

『川越シェフ』に関する名称は商標登録されているのか調べてみました。

『川越シェフ』では登録されていなかったものの、『川越達也』は2011年4月22日に出願し、2012年1月6日に第5461474号で商標登録されていました。

また、2009年10月30日に出願し、2011年2月10日、第5389376号で商標登録されています。


商品及び役務の区分並びに指定商品又は指定役務の中には『加工食料品の小売又は卸売の業務において行われる顧客に対する便益の提供』となっています。

パスタはパンなどで川越シェフの名前が使われているということは、ライセンスされているということなのでしょう。