餃子の王将と大阪王将

私は『餃子の王将』が好きでよく食べにいくことがあります。ラーメンと餃子だけでなく、一品料理も好きで中華料理屋さんとしてもよく行きます。最近、スーパーの冷凍食品売り場や楽天などの通で『大阪王将』の餃子を見かけるようになりました。私は『大阪王将』を食べたことがなく、知らなかったので餃子の王将の通販部門が『大阪王将』のことだろうと思い、注文しました。

マークも違うし、何となく違和感もあったのですが、こんなスーパーで売られているものなので、ニセモノではないだろうと思って特に疑問も持たずに買ってしまいました。

『王将』と言えば、京都発祥の『餃子の王将、王将フードサービス』のことだと思っていましたが、それ以外に、『大阪王将(イートアンド)』という名前の中華料理店が多数あるそうです。よく調べてみると、近くにも『大阪王将』はあったようです。

大阪王将は王将フードサービスの創業者の親類が独立して始めたいわゆる、『暖簾分け』ということですが、弟子の立場にあった『大阪王将』も大きくなり、チェーン展開が激増してしまい、関係が悪化し、餃子の王将は店舗名に『王将』の使用をさせないように求めたそうです。『平成19年07月19日、「餃子の王将」の商標を巡り、審決取消請求事件も行われていたそうです。(平成18(行ケ)10519)しかし、判決は和解となり、和解ということで解決したそうです。

和解内容については、王将フードサービスは『餃子の王将』として、またイートアンドは『大阪王将』または『中華王将』としてそれぞれ『王将』を使用できるようになったのですが、『餃子のー』のは本家である王将フードサービスのみが使用できる事となりました。

この、王将の件については『大阪王将』は暖簾分けしてできたものなので、師弟関係はあったので、もともとは仲が良かったわけです。フランチャイズのように本店と加盟店の関係ではなく、完全に独立してしまうわけで、師匠から教わったノウハウだけでなく、信用や顧客までもが持っていかれてしまいます。せっかく獲得してきた大切な顧客までも取られてしまった上に、お膝元の京都に店を出されてしまったことで関係が悪化してこういったトラブルになったのだろうと思います。

暖簾分けというと、昔のやり方というイメージで、師匠が弟子にノウハウを伝授するということなので法律やルールなどがしっかり確立されていないためにそういったトラブルもあるのかなと思います。暖簾分けとは暖簾を分けるわけで、商標は暖簾に書かれているものなので本来なら商標の使用も許可していたと思います。フランチャイズすべて契約やロイヤリティから成り立っています。フランチャイズにだって問題はあるかもしれませんが、ルールがしっかりしているのでフランチャイズ制のほうが今の時代にマッチしているんだろうなと思います。