イイネ!という言葉

ミクシィが『チェックイン』、『イイネ』、『つぶやき』等の商標登録出願をしていることが以前、話題になったが、その後どうなっているのか気になったので、特許電子図書館で検索してみた。


『チェックイン』や『チェック』は、2010年8月3日に出願され、2011年1月14日に登録(第5383747号)されていて、『イイネ』は、2010年8月3日に出願され、2011年2月25日に登録(第5383746号)されていた。

(ちなみに『つぶやき』は2010年7月7日に出願され2010年11月5日に登録(第5366227号)されているが、2011年2月7日(2011-900034)に異議申し立てされている。

ということは『チェックイン』や『チェック』、『イイネ』の名称はミクシィ社が独占的に使用可能となっているということだ。

しかし、ミクシィ社は『独占的な利用を目的ではない』と説明していた。

もともとは『いいね!』はFacebookで先に使い始めた言葉なので、Facebook社に使用することを排除するわけにもいかないと思うが、どのような使われ方をしているのであろうか?

登録されてから1年以上たった今でも特にこれといった動きはないようだし、『イイネ』はミクシィ社の登録商標です。

のようなことも記載されているようではない。


なぜFacebook社は、ブランド戦略として防衛的に出願しなかったのだろうかというところも疑問だ。

商標法では公報発行から2月以内であれば異議申し立てをすることもできるし、無効審判を請求することもできるがそういった動きはないようだ。


そもそも、商標登録は提供しているまたは、提供する可能性のあるサービスについて商標出願を行うものであるわけで、商標は先に登録したもの勝ちというわけだ。

だから、ミクシィは悪いことをしている訳ではないようにも思える。


Facebookの商標権といえば、Facebookの中国での動向も気になるわけだが、まだ正式に進出していない中国に対して60以上の商標権を申請しているようで、既に認められたものもある。

60もの商標権を取得するには多額ののお金がかかるので会社にかなりの体力がないと大変だろうが、それでも中国に進出する前に商標権対策は万全にしておく必要があるのであろう。

そちらの動向も気になるものである。